私どものフォーカス
変化の激しい昨今において、この変化にすばやく対応していくITが求められています。例えば、あるビジネスモデルを選択したとしても、そのモデルに修正を加え続けなければならない。今後の数年間はビジネスのグローバル化や法令順守なども相まって、更なる継続的な変革が求められると想定されます。
我々IT業界からも学ぶところも大きい。パーソナルコンピュータ(PC)を想像して頂きたい。一つのアーキテクチュアから、それに搭載する部品を最新化することで一層高性能なPCが生産されます。また、その性能や機能を交換することで、ニーズにあったものへ変化させることもできます。今後は、「顧客はなにを要求するのか」「市場では何が求められているのか」に応じて一層豊富な機能群、部品群を用意していく、まさにパーソナルなコンピューティング環境が準備されることになります。
企業の情報システムに置き換えれば、基本機能は継承されており、その上で行われる様々なニーズの変化にだけ対応できる、そのような情報システムが求められていると考えています。
私どもは、「SaeMO企業基本モデル」を活用し、企業のビジネス基本モデルを繰り返し構築し一貫性の有る土台として確立してまいります。その土台の上に、顧客のビジネス上の優位性などの機能を構築していくことで、めまぐるしい変化に迅速に対応できる情報システムの構築を目指していきます。
私どもの情報システム開発スタイルは、企業の改革方針策定などのコンサルティングに関わる部分は経験のある業務コンサルタントが日本で実施し、そして決められたシステムを粛々と構築する部分は単価の安い海外、といった各フェーズで最適な人材を必要な分だけ投入できる仕組みを考えております。これにより、最適なシステムが極めて安価に構築できるわけです。